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| @温泉て何? |
一般的には地中から湧き出してくる温かい水で、いろいろな成分が溶け込んでいるお湯のことです。 |
| A温泉の成り立ち |
温泉水の99%は地下深部にしみこんだ地下水で、残りの1%あまりはマグマ水です。 |
| B自然の効果 |
山間の温泉地は気圧が低めですから、体はより多くの酸素を必要とします。このため呼吸運動が活発になり造血臓器が刺激されて赤血球が増えてきます。 |
| C温熱の作用 |
高温浴(42℃以上)は新陳代謝や血液の循環がよくなり、筋肉や関節などが柔らかくなります。
微温浴(36〜38℃)は心臓への負担が少なく、入浴直後の急激な血圧上昇もわずかですから、心臓病、高血圧症の人にも適しています。 |
| D水圧の作用 |
深い浴槽に首までどっぷりと浸かると、胸のあたりで1〜2センチ、腹のあたりでは5センチも細くなるほどの水圧がかかり、特に腹の内臓などの血液が押し上げられて、心臓に大きな負担がかかります。心臓に不安がある人は、浅い風呂に全身を伸ばして入浴したり上半身、少なくとも胸より上を出して入浴するのが安全です。 |
| E浮力の作用 |
お湯の中では体重が1/9〜1/10になり、手足の関節などの負担が少なくなります。 |
| F正しい入浴のしかた |
1.
浴槽に入ったら体を洗うのがマナー
2. お湯に浸かる前にかけ湯を
3. 入浴は自由に好きなように
4. 入浴後15分以上横になって疲れをとる
5. 入浴前後はコップ1杯ぐらいの水やお茶などで水分補給を |
| G入浴時の注意 |
1.入浴後は体に付いた温泉水を洗い流さない
温泉水にはいろいろな溶存物質が含まれています。ただし、酸性泉の場合は皮膚に対する刺激が強すぎるので、特に肌が弱いといわれている人は必ず真水で洗い流しましょう。
2.食後すぐの入浴は避ける
入浴すると血液が体の表面に集まり、消化管への血液量が少なくなります。消化の効率を著しく悪くするので食後30分以上すぎてからにしましょう。
3.飲酒後の入浴は絶対だめ!
転倒や溺死の危険があります。 |
| H温泉入浴の禁忌症 |
『塩類泉』
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎機能不全、出血性の疾患、高度の貧血、病状が進行中の場合、妊娠初期と末期
『特殊成分を含む温泉(硫黄泉や酸性泉)』
皮膚粘膜の過敏な人、特に光過敏症の人
※ 温泉地によっては、この他にも特記されている事項があります。 |
| I飲泉の効用 |
温泉のお湯を飲む「飲泉」療法も上手に利用することで消化器疾患や便秘、橋本病、痛風、貧血などの症状改善に効果がある。ただし、飲む量や飲み方を間違えるとマイナス効果になることがあるため、必ず飲泉許可を受けている場所(飲泉所)で、温泉療法医に相談してから飲むことが大切。 |
| J蒸気の吸入 |
温泉の蒸気を吸入する方法があり、慢性気管支炎や気管支喘息の症状軽減に用いられている。 |
| K森林浴(森のアロマテラピー) |
森の中を散歩すると、独特の香りで気持ちが落ち着いてくるように感じるのは樹木から発散されるフィトンチッドに血圧を下げたり気分を落ち着かせるアロマテラピー効果があるため。 |
| L海辺の自然浴(タラソテラピー) |
海辺の空気に溶け込んでいる豊富なミネラルを呼吸や皮膚を通してとりこんだり(大気浴)、殺菌作用をもつ紫外線の効果(日光浴)、海水浴などが知られている。 |
| M国民保養温泉地 |
環境庁は温泉の公共的利用増進のため、療養、保養、休養に適した健全な温泉地を「国民保養温泉地」としている。 |
| N湯治の期間 |
療養目的の湯治には3〜4週間、少なくとも1週間以上の滞在が必要だが、長ければ長いほど効果が期待できるというものでもない。 |
| O湯あたり |
湯治をはじめると3日〜5日目ぐらいに「だるい」「眠い」「疲れた」などの体の変調を感じることがある。これが「湯あたり」。いわゆる温泉が効いている証拠。 |
| Pいろいろな入浴方法 |
1.全身浴
高温での全身浴は心臓への負担が大きい。血圧が高い人や高齢者は半身浴を。
2.腰湯(半身浴)
腰痛や関節痛などの痛みの軽減によい。体にやさしい入浴法
3.足湯
温熱と水圧の作用により、冷えや足のむくみの解消によい。
4.寝湯
体への負担が少ないため、心臓に不安がある方や高血圧症の方にもよい。
5.うたせ湯
凝っている部分のマッサージに。頭にはあてないこと。
6.圧注浴
ジェット噴流によるマッサージ効果がある。水圧が強いので時間は短めに。
7.箱蒸し湯
湯治場ならではの蒸気浴。気持ちがよく長湯しがちだが、ほどほどに。
8.運動浴
リハビリテーションに有効。
9.歩行浴
温水槽と冷水槽を交互に歩くことで血行が促進され、冷え症などに効果的。
10.サウナ浴
サウナの後の冷水浴は心臓への負担が大きく危険。特に高齢者は注意!
11.泡沫浴
超音波が細かい気泡を作り、一見牛乳風呂のよう。リラックス効果が高い。
12.気泡浴
気泡による皮膚刺激を楽しむ。温熱効果、洗浄効果もある。
13.渦巻き湯
水流により血液の循環が促進され温まる。 |