このコーナーではおかみさんに
聞いたお話をご紹介します
今月のおかみさんは 蔵王温泉 タカミヤホテルグループ ホテルルーセントタカミヤ 女将 岡崎 恭子 さんです。

蔵王温泉の入り口に位置する『ホテルルーセントタカミヤ』は、ホテルのすぐそばがゲレンデなので景色もよく、夏季はトレッキング、冬季はシーズン中いつでもスキー・スノーボードが満喫できます。また、ホテル内にはオリジナルマッサージが受けられる設備があります。そして、タカミヤホテルグループではグループ全ての旅館・ホテルからどの温泉へも入浴することができる「湯めぐり」で、いろいろなタイプの温泉を楽しめます。
そんなゴージャスな気分を味わえるサービスについて、女将の岡崎恭子さんにお話をうかがいました。

まず、女将さんのこだわりについてお聞かせ下さい。

女将
―― 都会的であり、また癒される空間の両方を兼ね備えた、街の中のリゾートホテルであるというところですね。また、蔵王温泉で初めてアロママッサージを受けられるサービスを取り入れました。



アロマセラピールーム エフルラージュ
『ホテルルーセントタカミヤ』には、地下1階の露天風呂に続く途中に、「アロマセラピールーム エフルラージュ」があり、オリジナルマッサージが受けられます。宿泊しなくても利用できるので、以前一度宿泊して利用された方が、予約がいっぱいで宿泊できなくてもわざわざ他の旅館・ホテルから3日間も通ってくる人がいる、というほどの大人気です。なお、宿泊された方には割引サービスがあります。

オリジナルマッサージは下記のコースがあります。(要予約)
アロママッサージ フットケア
◆首・肩・背中コース ◆つめピカ
◆足むくみすっきりコース  ◆かかとつるつる
◆全身コース ◆ウオノメ・タコ
◆ゆったり全身コース ◆トータルフットケア 
※ マッサージについての詳細は、ホテルルーセントタカミヤへお問い合わせ下さい。

洗練された室内は、現代的なデザインの中にアットホームな雰囲気があって心を和ませてくれます。メゾネットタイプの部屋は、空間を活かした広々とした室内で、和と洋による絶妙な雰囲気を醸し出しています。

『ホテルルーセントタカミヤ』の一番の自慢はなんですか?

女将 ―― なんといっても露天風呂ですね。蔵王温泉街の旅館・ホテルは全て天然100%の温泉の露天風呂がありますが、その中でも一番大きい露天風呂が7年前からあります。


露天風呂 「葉がくれの湯」

地下1階には露天風呂「葉がくれの湯」があります。強い酸性の硫黄泉は、特に皮膚病にきくことから「子供が丈夫に育つお湯」といわれ、また肌を白くなめらかにする美人づくりの湯としても人気が高いです。
「葉がくれの湯」に入って目の前に広がる大自然を満喫しながらゆったりした気分で身体も心も癒されると、つい時間を忘れてしまいそうですね。


女将 ―― 将来的には貸切風呂も作りたいですね。

貸切風呂があれば、まるで自分だけの露天風呂ができたようなリッチな気分になれます。四季おりおりの蔵王を貸切風呂で楽しめる日が来るのも待ち遠しいですね。

これまでたくさんのお客様がいらっしゃった中で印象的なできごとなどありますか?

女将 ―― いろいろなお客様に接してきましたが、やっぱりお客様に「よかったよ」と言ってもらえることがうれしいですね。常にお客様に対してサービスの向上を目指していますが、特に心のサービスへの努力をしています。

常にお客様へのサービスの向上を目指し日々努力されていると、一日一日が全く違って印象的に感じられるのではないかなと思いました。

山形県外出身とお聞きしたのですが、女将さんになる以前とその後の山形に対する印象の違いは?

女将 ―― 独身時代の山形の印象は、まず蔵王と山形が結びつかなかったですね。でも、私は山口県生まれで九州の大分育ちなのですが、南と北でずいぶん気候は違いますけどすごく合っている気がしますね。

そんな女将さんも以前はロンドンに2~3年住んでいたこともあるそうです。というのも、女将さんのご主人は『ホテルルーセントタカミヤ』の専務をされているのですが、以前は外交官だったのでロンドンの大使館にいたこともあるそうです。そのため、いまでは山形市の観光協会から通訳を頼まれるほど英語が堪能だということです。また、中国・韓国など外国からの誘客も多いためすぐに対応できるように、韓国語も勉強中ということです。

女将 ―― 今の時代、待っていてもお客様は来ないので自分から出て行かないとだめですね。「旅館を守る」のが女将の仕事だと思いますが、常に新しいことを求められますので、やはりお客様のニーズに答えていくためには、日々勉強していくことが大事ですね。だから、一生、修行中です。

「一生修行中」という女将さんも、女将になるためにはいろいろ努力をされたことと思います。女将さんは元々、蔵王温泉タカミヤグループの『高見屋』で5年ほど修行されてから今の『ホテルルーセントタカミヤ』の女将になられたそうです。その修行時代に過ごされた『高見屋』のことも語っていただきました。

今までで一番印象的な従業員の方(仲居さん)などいらっしゃいましたか?

女将 ―― そうですね。やはり、『高見屋』で修行していたころ教わった仲居さんの印象が強いですね。その方には本当に全てを教えてもらいました。ベテランの方なので、体で仕事を覚えているんですよ。その時に、プロ意識というものを教わりました。それが今の自分に活かされています。

建物も今と違って昔ながらの作りなので、エレベーターもなく階段を上り下りしていたので体力はかなりついたそうです。今でも普段はエレベーターを使わず階段を使っているそうですよ。

女将 ―― 今、一緒に働いている従業員の方たちとは「家族みたいな雰囲気」ですね。本当にアットホームな感じです。

女将さんにはお子さんが2人いらっしゃるそうですが、事務所に来ると従業員の方と休憩時間に仲良く遊んだりするそうです。

ボールルーム クリスタルではお食事ができますが、年に3、4回くらいお客様によってダンスの会場にも変わります。 ロビーへ続く廊下も現代的なデザインながら居心地のいい雰囲気です。

"女将さんは管理栄養士"

今では女将の仕事も慣れたことと思いますが、女将になる前のお話もお聞きしたところ、女将さんは管理栄養士の資格を持っているとのこと。昔、バレーボールの実業団に管理栄養士として4年間マネージャーをしていたそうです。

女将 ―― 当時、山田監督のいた日立の実業団にいました。学生の頃バレーボールをしていたんですが、好きなバレーボールに携わる仕事がしたかったんです。

その時に女将さんは、女子バレーボールが銅メダルを獲ったロサンゼルスオリンピックにスタッフとして同行し、選手の食事を作っていたそうです。また、米田監督が全日本の監督をされていたときに蔵王に合宿で来られた折、いろいろお世話したこともあって、東北パイオニアレッドウィングスの吉原選手とも交流があり、親しい間柄だということです。しかも、『ホテルルーセントタカミヤ』が平成12年に増設した際の落成記念式に、モントリオールオリンピックで金メダルを獲った荒木田さんが出席されたこともあり、女将さんの交友関係の広さにはビックリしました。

女将 ―― 今後は合宿等で来られたお客様にカロリー計算されたメニューを出していきたいです。

女将さんが管理栄養士であることによりサービスの幅も広がりますね。そして、女将さんのこれまでの経験がすばらしいサービスに繋がっていることを実感しました。


最後に、女将さんからひとことお願いします。

女将 ―― 「蔵王は自然・温泉・人の温かさでは負けませんので心からのおもてなしを致します。皆様の心を癒しにぜひいらして下さい。」

タカミヤホテルグループ
深山荘高見屋 ホテルルーセントタカミヤ
タカミヤビレッジホテル樹林 ホテルハモンドたかみや
わらべの里(歴史と文化の美術館)


蔵王温泉 タカミヤホテルグループ ホテルルーセントタカミヤ
山形市蔵王温泉904-5
TEL:023-694-9135
(レポート:隊員No.27 湯けむり坊や)